ガラクタエッセイ

Yuta Kobayashi / ハヤシユウの活動記録、エッセイ。飽き性です。

アドバイス・フィルター

皆さん、卒業おめでとうございます。これから先の人生は、みなさんが自分の心で考え、自分の足で歩み、自分の手で経験を積んでいくことでしょう。ツライことも、楽しいことも、嬉しいことも、悲しいことも、全てが経験です。自分の心で感動してください。自分の足で転んでください。自分の手で立ち上がってください。自分の目で、この狭すぎて広すぎる世界を見てください。

みなさんのこれからの活躍を心から願っています。

さて、最後になりますが、私からみなさんに一つだけアドバイスを送りたいと思います。

「アドバイスは特に聞かなくてもいいです」

 

ということで、「卒業」というはてなブログのお題が目につき、校長先生風にお届けしてみた。ここに書いてることは、割りと僕の本心だ。

特に若い世代(10~20代)のみなさんに声を張って言いたい。「アドバイスはむやみに飲み込まないこと!」・・・というこのメッセージもアドバイスになってしまうので、飲み込むかどうかは読んだ人にお任せすることにして、その単純な理屈を書いてみることにする。

 

単純な理屈というのは、「生きてる時代も環境も違うし、価値観はみんな違うよ」ということ。価値観が違えば、アドバイスも違ってくる。たとえば、「今の仕事が辛いので辞めたいです・・・」という相談に対して、僕は「やめちゃえ♪やめちゃえ♪一緒に遊ぼう♪」とアドバイスをするけど、少し上の世代になると、「ばかやろう!仕事は3年やってみないと本当の価値がわからないんだぞ!まずは続けることが大事だ!」という人が割合多くなる気がする。

もちろんこれは、どちらが正解かという議論ではない。聞く人によって、アドバイスは180度違ったものになるよ、ということが言いたい。

 

アドバイス・フィルター

しいて言えば、アドバイスを聞くときに、「これは信用できるかも」と認識できるフィルターがある。それは、自分の意見を認めてくれているかどうか?ということである。

先程の例で言えば、「今の仕事が辛いので辞めたいです・・・」に対して、「辞めたいなら、辞めるのが一番だよ」と答えるのはもちろん相手のことを認めているし、「辞めたい気持ちはわかる。だけど、もう少し頑張ってみたら何か違う見え方もできるんじゃない?」と答えるのも相手を認めている。

逆に言えば、「否定」から入る人は危険。これは相手のことを考えたアドバイスではなく、完全なる自分の正義の押し付けなので、まったく聞かないで良い。

 

このフィルターを通ったアドバイスの中から、自分に合いそうなものを選んで、自分で決めていけばいい。他人に左右されるような人生ではつまらない。