ガラクタエッセイ

Yuta Kobayashi / ハヤシユウの活動記録、エッセイ。飽き性です。

未知の道を選びたい

またもや、岡山に旅に来た。岡山には去年の夏、四泊ほど滞在していて、今回は7ヶ月ぶりの訪問。気候もよく、街も綺麗で、お気に入りの場所も多い。

岡山は好きだけど、新潟から遠く、移動にお金がかかる。そんなわけで、青春18きっぷのシーズンだけ、鈍行で移動している(新潟から岡山はぎりぎり一日で行けるので、時間を気にしなければ2300円で移動可能だ)。

ぎりぎりで移動できるということは、言い換えれば少しも寄り道ができない、ということだ。そんなことを承知で、僕は松本で途中下車をした。今回は本当に何も目的のないノープラン旅行で、しいていえば色々とゲストハウスを見てみたい、という思いがあった。松本のゲストハウスも、誰かいるだろう、と思ってアポ無しで訪れたけど、誰もいなかった。目的もないので、また岡山へ近づくだけ近づこうと思った。

終電も近くなってきて、どこで夜を明かす悩んでいた。岡山まで行けないことはなんとなくわかっていたので、その前の都市、神戸とか姫路あたりで降りて、カラオケ屋かまんが喫茶を探そうか、なんて考えていたけど、結局終電まで電車に乗り続けた。

最終的に降り立った駅は、播州赤穂駅。嫌な予感はしたけど、やっぱりカラオケも満喫もない。皮肉のように、駅に隣接してビジネスホテルがあった。(書き忘れていたけど、今回ネットもつながらず、お金も使わない旅をしている。)

なぜこんな駅まで来てしまったかというと、やはり「未知」に遭遇したかったんだろう。都市でカラオケに行くのは、なんか行く先が見えてつまらない。あえて何もないところで降りて、誰かの家に泊まらせてもらえるとか、声をかけてもらうとか、ハプニングを期待していた。

が、やっぱり特に何も事件は起きず、駅のベンチで野宿をした。西日本といえども、三月の冬は普通に寒い。結局、二時間くらいしか寝れなくて、寒さで寝付けず、朝が来るまでずっとポケモンをしていた。ぜったい風邪を引く、と思ったけど、意外と大丈夫だった。

やっぱり、一日目の宿くらいはちゃんと決めてから出発しよう。