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ガラクタエッセイ

Yuta Kobayashi / ハヤシユウの活動記録、エッセイ。飽き性です。

性別は2つではない

恋愛について考える

先日、新潟市某所でで「性のあり方を考える会」を開催した。ふだん、なかなか自分でイベントを立てることはないんどけど、どうしても性についてオープンに話し合える場所が欲しくて、こういう機会を作った。この辺は、facebookに書いた紹介文が我ながらよく書けたので引用することにする。

 

【概要】

性や恋愛を社会的なテーマとして、まったりひっそり語り合う会です。テーマは重めですが、ゆる〜くお話します。

 

【日時】

 

【場所】

 

【料金】 

 

【定員】

僕を入れて5人まで

 

【イベント詳細】

大学を出て、終身雇用で専業で働いて、マイホームを建てて、・・・といったステレオタイプの生活は、ここ数年でずいぶんと古い価値観となってきました。言い換えれば、「働き方」や「暮らし方」は、多くの人によって議論され、多様化が進み、選択肢が広がって来たのだと思います。

 

ところが、それと同じように大切で、3大欲求の一つでもある、「性・恋愛」の部分についてはどうでしょうか。「臭いものには蓋」をするように、タブー視されて、真剣に議論がかわされてこなかったように思います。その結果、性に関しては固定観念が強く、多様性も少なく、触れてはいいけないテーマのような風潮が出来上がっています。「マイノリティ」と一括にされ、生きづらい人がいるのも事実です。

 

かくいう僕も、暮らし方や働き方については満足していますが、恋愛や性の部分に関してはあまり満たされていません。それがなぜなのか、自分で考えるのが楽しくて、ブログに文章を綴っています。

 

参考:http://thinkthrough.hatenablog.jp/entry/2016/01/25/223130

 

置きが長くなりましたが!

そんなわけで、今回は「蓋」をされている、ゴミ箱の中の性を取り出して、みんなで色々な方面から考えてみましょう!

 

・「好き」という感情

・付き合うとは?

・結婚は必要か?

・セックスとはどんな行為か?

・性をオープンにしたい

・モノアモリーとポリアモリー

・LGBTについて(僕はよくわからないので、詳しい人がいれば)

 

 

ここにあげたテーマは例ですが、当日までにもう少し話しやすいような、具体的なテーマを用意してみたいと思います。

興味がある方がいれば日程を開けておいてくださいな。

 

そんなわけで、イベントを開催することになったんだけど、まるで性の知識が無いので、間に合わせのように一冊の本を読んだ。それが「図解雑学ジェンダー」という本。エッセイではなく、データをもとに客観的に記述された、図鑑のような本だ。

ジェンダー (図解雑学) | 加藤 秀一, 海老原 暁子, 石田 仁 | 本 | Amazon.co.jp

 

この本の一番最初に取り扱っているのが、この記事のタイトルでもある「性別は2つではない」ということだ。何を馬鹿な、性別は男と女、それ以外何がある?と思う人もいるだろう。生物的に言えば、男と女の区別は、性器や染色体で判断することができるが、調べれば調べるほど「2つ以上の区分」が出てきてしまうらしい。

 

ただ、今日は生物的な話は置いておいて、性別が2つではないということについて考えてみたいと思う。

 

―考えるというよりは、これも引用になるんだけど、先のイベント参加者から面白い話があった。その方はLGBTについて図を使って説明をしてくれた。

次のように、「体の性と心の性が一致していて、恋愛対象が異性である」のが一般的とされている恋愛。

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体の性、心の性は同じで、恋愛対象も同性なのが、ゲイ・レズビアン(次の図はゲイ)。

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両性ともに恋愛対象になるのがバイセクシュアル。

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そして、体の性と心の性が一致しないのが、トランスジェンダー。

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そこまではよく語られるような話なんだけど、この「男」と「女」は、実は「点」ではなくて「線」なのだ、グラデーションのように度合いがあってはっきりとわけることはできないのだ、というのが彼の意見だった。

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そもそものスタート地点が点ではなく、グラデーションのような線である(ペイントではグラデーションが描けなかったので、8色で勘弁ね)。

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この図で考えれば、男性や女性というラベルは、厳密的ではないことだとわかる。そういうわけで、体は男で、心は女に近い男で、恋愛対象はどっちかというと男、のような分かりにくいゲイもいる。

 

そういえば僕は、以前から自分のことを女の子のようだと思っていたけど、この考えで行くと、体も心も「女に近い男」ということになる。図にすると、このくらいの位置かな。

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体は男性だけど、指が細かったり、体格が小さくスリムだったり、女の子ずわりが出来たりする。一方でひげは映えるし、顔も丸くないから、やっぱり男性よりか。

心はけっこう女性性に傾いている気がする。話し方とか、考え方とか、女性に近くて、女性といるほうが気が楽で楽しい。議論的な会話よりも、抽象的でふわふわした会話が好き。

恋愛対象は、完全に女性。女の子大好き。

 

もっというと、日によって体調が変わったり、日々の出会いで価値観の変化があったりして、このラインさえ曖昧である。次の図の範囲くらいは、日によって変動があるような気がする。

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結局、大事なのは、男らしさ、女らしさというレッテルに囚われず、自分の生きたいように生きること。まあ、多様性が乏しいからまだそれが難しいわけだけど。素直に発信していると、味方が集まってくるような感覚がある。

 

最初の話に戻ると「性別は2つではない」というのは、男と女という、生物的な区分で人を二分するのはいささか乱暴だ、というかできない!もっと細かい、間の領域がある、ということだ。