読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ガラクタエッセイ

Yuta Kobayashi / ハヤシユウの活動記録、エッセイ。飽き性です。

今日の後悔:美容室にて

ガラクタエッセイ

タイトルを見て、「ああ、髪切りすぎたのね」とか、「オーダー失敗したのね」とか思うかもしれないけど、僕はそんなことでブログを書かないぜ。

僕は普段十日町市の住み開き古民家「ギルドハウス十日町」に住んでいるんだけど、昨日、縁あってたまたま新潟から車で訪れていた方に新潟市まで送ってもらうことになった。送ってもらった理由は、土日に新潟で気になっていたイベントがあったからなんだけど、単に移動が好きなだけ、っていうのもある。

今日は新潟市一日目、お昼にカフェへ行って友達と会ってきた(ワークショップだった)。その後時間が空いたので、前から切りたいと思っていた髪を切りに行くことに。予約制じゃなくて、ふらっと立ち寄れるところなので、そのまま美容室へ。

 

美容室、予約はいらないんだけど、そのせいで1時間待ちだった。まじかよ。まあ、新年最初の土曜日だしな。正確には1月2日が土曜日だったけど、たぶんお休みだっただろうから、初の土曜営業ってことで、そりゃ混むよな。成人式も近いしな(関係有るのかな)。あ、これはまだ後悔じゃないのね。

待ち時間に、これまた前々から欲しいと思っていたアコギの弦を近くの楽器屋で買って、母校の専門学校も近かったのでおじゃましてピアノ練習してきた。有意義だ。

予定の時間になったら美容室へ向かう。

そうそう、僕は美容室は安ければどこでもいいかなー、という気持ちで、予約もなければ指名もないところへ通っている。カットで1800円。1000円カットには負けるけど、クオリティのバランスも見てこの辺が一番ボトムかな、と。

指名もないものだから(指名は課金制)、切って貰う人は毎回ランダムで、気の合う人もいれば合わない人もいる。僕は高津さんが好き。

 

今日の担当は誰だろうと椅子に座って待っていたら、「今日はよろしくお願いします」と声をかけてきてくれたのが、なんとも僕好みのゆるふわ系の美少女!!!え!!!いいの!!!1800円でこんなサービスうけていいの!!!

「今日はどんな感じにしますか?」

「そうですねー、前回と同じ感じ・・・って伝わりますか?」

「はい、(カルテを見ながら)えーと、サイドと襟足が刈り上げで、~うんぬんかんぬん」

「では、今回もその感じでお願いします。あ、前髪は前回より短く、まゆ上くらいでお願いします。」

「はい、大丈夫ですよー。」

その後はある程度無言が続いた。僕も自分から話すの苦手だし、そもそも美少女過ぎて緊張して余計話せなかったし、見る感じ相手もコミュニケーションがそんなに得意じゃなさそう、ちょっと不安な表情を思い浮かべていた気がする。まだ始めたばかりなのかな?・・・と聞けばよかったんだけど。

そう、本日の後悔は。

 

かわいい美容師さんと全然お話できなかったこと!

 

そういえば、さきほどの会話の続き、こんな感じだった。

美「(髪を触りながら)今日はなにかつけていますか?」

僕「いや、今日は何もつけてないですねー。」

 

愚か者ですよ僕は。ここで、次のように返していれば、その後のコミュニケーションは円滑に進んだはずなのだ。

 

美「(髪を触りながら)今日はなにかつけていますか?」

僕「いや、今日は何もつけてないですねー。しいて言えば、寝癖がついています。」

 

きたーー!!クリーンヒット!!

 

美「あはははっ!確かに、ちょっとついてますね。でも、それがまたかわいいですよー。」

僕「お恥ずかしいです・・・。でも、お姉さんのほうが確実にカワイイですよ!」

美「そんなことないです!もう、やめてくださいよー!」

僕「僕は本当のことしか言わないですよ!」

美「またまた、そうやって色々な人を口説いてるんですかー?笑」

僕「いやいや、女性にかわいいって言ったの今年初めてですよ!」

美「今年はまだ始まったばかりじゃないですかー!」

僕「あれ、バレました?笑」

二人「あははははっ!」

 

・・・という展開が待っていたはずなのだ。

その展開を僕は最初の一言で台無しにしてしまった。こんな展開が待っていたら、その後も会話がスムーズになるのに。会話がスムーズになって、意気投合して、常連客になって、次回からは指名するようになったはずなのに。3回くらい通ったところで、「いつもご指名ありがとうございます!」「○○さんの腕前に惚れちゃったんですよー」っていう会話をかわして、本当に惚れているのはその人自身に対してで、終わった後にLINEとか交換しちゃって一緒にごはん行って、いつの間にかデートみたいなことするようになって、一緒に冬の星を見に行って、「寒いね、」っていいながら手を繋いで、澄んだ空気に二人の愛を浮かべられるはずだったのに!!

 

ていうか、一番の後悔は名前聞き逃したことだよね。指名すら出来ないよね。